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コーヌスデンチャー
コーヌスデンチャーとは
コーヌスデンチャーとは、残っている歯を形成しその上に金属の内冠を被せ、その上から入れ歯を装着し固定するというタイプの人工の歯（補綴物）です。
部分入れ歯のように、バネで他の歯で入れ歯を維持する形式ではなく、残っている歯に内冠という金属を被せ、義歯の内部に作られた外冠と装着時に一体化するような構造になっています。
これによって、義歯と残っているご自身の歯が一体化し、補綴物をしっかりと支えることが可能となるのです。
コーヌスデンチャー
のメリット
- 義歯でも自分の歯に近い感覚でものを食べられます
- 義歯全体を小さくする事が可能なため違和感が少なくなります
- バネが必要ないので見た目がきれい
- 将来的に残っているご自身の歯がだめになった場合でも、ほとんどの場合、修理で対応することができる
その他、ご自身の歯、1本1本にかかる力が均等化され、歯に無理な力が掛からなくなるため、ご自身の歯が長持ちします。
義歯がほとんど動かないので、土台となるご自身の歯のみならず、義歯が直接載っている歯茎や顎の骨が大きくやせることがありません。従って、痛みや違和感がなく、よく噛めて、非常に長期間使うことができます。
コーヌスデンチャー
のデメリット
- 土台の歯が健康だったとしても削る必要があります
- 健康保険の適用ができないため、自費診療になる
インプラントとの違い
| インプラント | コーヌスデンチャー | |
|---|---|---|
| 手術 | 必要 | 不要 |
| 身体的負担 | 大きい | 小さい |
| 治療期間 | 半年以上 | 約1〜2ヶ月 |
| メンテナンス | 清掃が難しい | 清掃しやすく、トラブルに対処しやすい |
歯科技工士常駐だから
出来る入れ歯治療
作製時間の短縮が可能
できあがった入れ歯（義歯）を歯科技工所歯科から歯科医院へ配送するまでには時間を要しますが、当院では配送時間をカットできるため、製作時間の短縮が可能です。
精密な入れ歯（義歯）をご提供
患者さまのお口の中を直接拝見させていただく場合もございます。直接拝見することで、患者さんのお考えも伺うことができ、お口周りや周囲組織とのバランスにも配慮した、精密な入れ歯（義歯）の製作ができるのです。
全行程を把握・管理ができる
入れ歯（義歯）を完成させるまで、いくつもの工程を経ることとなります。技工所が併設されている当院では、お口の中の治療から、入れ歯（義歯）を製作し患者さまのお口の中に装着するまでの全工程を把握・管理しているため、自信をもって入れ歯（義歯）をご提供できます。
バネ（クラスプ）を
使わないその他の入れ歯
コーヌスデンチャー以外のバネ（クラスプ）を使わない入れ歯をご紹介します。
ノンクラスプデンチャー
隣の歯に引っ掛けて固定するためのバネ（クラスプ）がない部分入れ歯です。バネがないため見た目がスッキリしているほか、隣の歯に対する負担を軽減できます。
マグネットデンチャー
残っている歯根側には磁性金属を埋め込み、入れ歯側には強力な磁石を埋め込んで磁力で固定させるしくみの部分入れ歯です。ずれたり外れたりしませんが、取り外しは簡単にできます。
金属床義歯
床の部分が金属でできている入れ歯です。床に金属を用いることで入れ歯を薄くつくることができ、保険のものよりも違和感が少ないのが特徴です。また、食べ物の熱を感じやすい、話しやすいといったメリットがあります。
歯を失ってしまったら
虫歯や歯周病が重症化して歯を失ったり、事故やスポーツなどによって歯を失ったりしたら、歯を補う「補綴治療」を受けてお口の機能を取り戻さなければ快適な生活が送れません。
補綴治療には、「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」という3つの選択肢があり、それぞれに特徴があります。
ばんどう歯科では患者さまのご希望や症状に合わせた適切な補綴治療をご提案しています。
インプラント
歯を失った部分の骨にチタン製の人工歯根を埋入し、その上部にセラミック製の人工歯を被せて歯の機能を回復する方法。生体親和性の高いチタンは顎の骨と強固に結合するためその上の人工の歯がしっかりと固定されます。
入れ歯
補綴治療として古くから選ばれている方法で、一部の歯がない場合は部分入れ歯を、すべての歯がない場合は総入れ歯を選択します。保険診療の入れ歯もあるため治療費が安く済むこと、治療期間が短いためすぐに機能回復できることなど、手軽に利用できることから、現在も多くの患者さまに支持されています。
ブリッジ
一部の歯がなく、両側に健康な歯が残っている場合に用いる方法。両側の歯を削り、それらの歯を支えにして連結した人工歯を被せて歯の機能を回復させます。