兵庫県三田市の歯医者【医療法人社団 祥皓会 ばんどう歯科】インプラント

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Implant

インプラント

インプラントとは

インプラントは、歯を失った顎の骨に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、骨と結合してからセラミックなどの素材でできた人工歯を装着する治療法です。

失った歯を補う治療法として、入れ歯やブリッジもありますが、インプラントは顎の骨に固定するので、天然歯に近い噛み心地が得られ、周りの歯にかかる負担も少ないのが特徴です。

適切なメンテナンスを行えば、長期にわたって使用でき、食事や会話を楽しむことができます。また、保険適用外の治療のため、治療費は高額になるという欠点もあります。

入れ歯やブリッジとの
違い

入れ歯

メリット

  • 基本的には外科治療が不要
  • 比較的短期間での治療が可能
  • 幅広い症例に対応できる

デメリット

  • 部分入れ歯の金属のバネが目立つ
  • 異物感がある
  • 天然の歯に比べて噛む力が弱い

ブリッジ

メリット

  • 基本的には外科治療が不要
  • 比較的短期間での治療が可能
  • 入れ歯と比べると噛み心地がよい

デメリット

  • ブリッジの両隣の歯を削らなければならない
  • フロスでのケアができない
  • 残っている歯の場所や本数によってはブリッジができないこともある

インプラント

メリット

  • 天然歯に近い噛み心地
  • 自然な見た目
  • 歯磨きやフロスでのケアが可能

デメリット

  • 外科治療が必要
  • 手術後に腫れることがある
  • 保険適用外のため費用が高額になる
  • 治療完了までに時間がかかる

当院のインプラント
治療

5年間保証

質の高い治療をご提供しているという自負から、私たちは、インプラント治療に5年間の保証期間を設けています。
当院の指示通りメインテナンスを行っている方で、外傷など特別な理由以外で5年以内に不具合があった場合は無償で再治療いたします。

※1~4ヶ月ごとの定期検診を受けない場合やご自身でのメインテナンスを怠っている場合は実費をいただくことがあります。
※5年間の保証書をお渡しします。

リラックスした状態で手術

歯科麻酔の専門医が笑気ガスや静脈内麻酔薬による鎮静法を行います。眠っているような状態で治療を受けていただけます。

丁寧でわかりやすい
カウンセリング

インプラント治療前には時間をかけて患者さまのご希望やお悩みをお聞きします。

現在のお口の状態や治療計画、治療内容、治療費用、リスクや注意点などを画像や模型を用いながら視覚的にわかりやすくご説明いたします。

患者さまにご納得いただくまでご説明を行い、なるべく不安を解消してから治療を受けていただけるように心がけています。

難症例にも対応

顎の骨の量や高さなどによる理由から、インプラント治療を断られてしまった方もぜひ1度当院へご相談ください。
骨の量などが足りない場合でも、骨造成や骨移植を行うことで、インプラント治療を受けていただける場合があります。

当院が使用している
インプラントメーカー

ストローマンインプラント

世界のインプラント市場で1番のシェアを持つインプラントメーカーです。世界70カ国以上、500万人以上の方がストローマンのインプラント治療を受けています。形状、サイズともに日本人の顎に適しているため、早期の結合が期待できます。

50年にわたり研究を基に改善されてきたストローマンインプラントは、埋入後、5、10年という長いスパンでの安定性があることが科学的な研究で実証されています。

また、手術が1回で済むのもストローマンの特徴のひとつです。人工歯根がアバットメント(人工歯との接合部分)と一体化しているため、連結させる手術が必要ありません。2回手術を行う場合と比べて患者さまの負担が少なく済みます。
※1回の手術での埋入が難しい箇所には、手術を2回行う場合があります。

インプラントに付随した
様々な治療法

当院では以下の治療法を採用しています。

骨造成再生治療

PRGFと骨移植を組み合わせた骨造成再生治療は、インプラント手術における骨再生を促進する治療方法です。
骨造成再生治療について

サイナスリフト

上顎にインプラントを埋入する際、骨の深さや厚みがない場合に行います。歯茎を切開し、上顎洞(じょうがくどう)という上顎にある空洞へ、骨を補うための補填材を注入。骨の厚みを確保します。

ソケットリフト

上顎にインプラントを埋入する際、骨の厚みが比較的ある場合に行います。上顎の底を押し上げて、骨の補材を注入し厚みを確保します。サイナスリフトのように大きく切開する必要はありません。術後の腫れや痛みが少なく、患者さまの負担が少なくなります。

スプリットクレスト

インプラントを埋入するには最低でも5mm程度の幅が必要です。スプリットクレストとは、インプラントを埋入する際、骨の幅が5mmに達していない場合に用いられる治療法です。くさび型の特殊な器具を使用して骨を横に広げることで、埋入用のスペースを確保します。

ミニインプラント
・オーバーデンチャー

総入れ歯をインプラントで固定する新しいタイプの治療法です。すべての歯をインプラントにするよりもリーズナブルに、安定感のある咬み心地を手に入れることができます。また、大掛かりな手術ではないため、治療を受けたその日から食事をお楽しみいただけます。

オーバーデンチャー

オーバーデンチャーでは、現存している歯や今あるインプラントの上から入れ歯を装着します。通常の入れ歯は歯や粘膜が入れ歯を支えますが、オーバーデンチャーでは歯、インプラント及び粘膜が入れ歯を支えます。これにより通常の入れ歯よりも強い力で咀嚼できるようになるのです。

抜歯即時インプラント

歯根破折など何らかの理由で抜歯せざるを得なくなった場合に歯の周囲組織の状態が良ければ、当院では歯を抜歯すると同時に、インプラントを埋入する「抜歯即時インプラント」を実施しています。抜歯した穴に埋入するため、切開の必要もなく、通常の治療に比べて少ない痛みで治療できます。
※骨の状態によっては埋入・固定が難しい場合もあります。
※状態によっては追加で手術を行う場合もあります。
※すでに歯が抜けてしまっている方には対応できません。

インプラント治療
の流れ

初回相談・カウンセリング

患者さまの現在のお悩み、ご要望などをお聞かせください。インプラント治療について、治療の内容や進め方、費用、リスク、副作用など、現段階でわかることを丁寧にご説明いたします。

精密検査・治療計画のご説明

口腔内3Dスキャナーで歯型データを採取し、歯科用CTで顎の骨の状態を確認します。お口の中の状態も詳しく調べます。検査結果をもとに治療計画を立案して、患者さまにご説明します。

一次手術

インプラント体を埋め込む手術を行います。インプラント体と顎の骨が結合するまで約2ヶ月かかります。患者さまの顎の骨の状態や年齢によって、結合するまでの時間は前後します。
1回法の場合は、アバットメントも取り付けます。

二次手術

歯ぐきを切開して、埋め込んだインプラント体の一部を露出させます。

人工歯の型取り・装着

アバットメントの上に取り付ける人工歯の型取り・製作をします。仮歯を製作してかみ合わせを調整してから人工歯を製作し、アバットメントの上に装着します。

治療完了・メンテナンス

人工歯を取り付けたら治療は終わりです。治療後は、ご自宅で歯磨きを丁寧に行い、歯科医院での定期検診・歯のクリーニングなどの定期的なメンテナンスによってインプラントを長持ちさせていきましょう。

メンテナンスの重要性

インプラント周囲炎やかみ合わせの問題が起こると、最悪の場合はインプラント自体を撤去しなければならないことがあります。
そのため、インプラント治療後は定期的なメンテナンスが不可欠です。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎は、歯ぐきとインプラントの間に細菌が侵入して歯ぐきに細菌感染が生じ、炎症を起こした状態です。
進行すると、顎の骨が吸収されてインプラント体を支えられなくなり、自然に抜け落ちてしまうこともあります。
歯科医院で歯磨きでは行き届かない歯周ポケットの歯垢・歯石の除去などを受けて、インプラント周囲炎の予防と早期発見・早期治療につなげることが大切です。

かみ合わせのバランスの変化など

インプラント周囲の歯ぐきや骨の変化により、かみ合わせのバランスが変化すると、歯にかかる負担が増えて人工歯の欠けや割れが生じることがあります。
インプラントを長く使用するためには、かみ合わせの定期的なチェックや調整は欠かせません。

インプラント治療を
受けられる前に

以下に当てはまる方は、インプラント治療の適応とならない場合があります。
医科への対診により、治療可能な場合もありますので、まずはご相談ください。連携している高度医療機関を紹介することもございます。

  • 重度の心疾患(心筋梗塞・狭心症の既往のある方など)
  • 重度の高血圧症
  • 重度の糖尿病
  • 透析療法を受けている方
  • 免疫抑制剤・ステロイド薬を服用中の方
  • 骨粗鬆症
  • 抗血小板薬・抗凝固薬を服用中の方
  • 歯科医師との意思疎通の困難な方